こんにちは。
先週参加しました、起業ワークショップ、“スタートアップウィークエンド“の2日目の内容をシェア。前回シェアした初日と違って、実際のプロトタイプ着手や、商品の内容をユーザーに聞き取り検証するなど、実務的なワークになって行きます。

スタートアップウィークエンドという起業イベントの実態を暴露。参加を検討している方、起業してみたいと思っている方は必見の内容です!
1日目の振り返り
初日は、先日の記事にも書いたとおり、このようなスケジュールで進行⬇️

①概要説明・自己紹介②自分の起業アイデアの発表③チーム結成
といった流れで終わり、チーム内でやることを確認から2日目はスタート。
2日目 顧客の求めるものは何か??
リーンキャンバスに着手

皆さん事業計画書って聞いたことがありますか?そうです、事業を始める前に作る、あの難しそうな書面です。(投資家へのアピールにも使用)
事業計画書は完成に3ヶ月ほどかかったりする、堅苦しいシート。その元になる構成シートとしてよく使われるのが、この“リーンキャンバス“というもの。(よく1枚の事業計画を作る前に、10分のリーンキャンバスを100回書け!と言われます。)
この①〜④をメインに我々は思案。これがなかなか思うようにいかない…笑
14時〜16時 プロコーチのコーチングを受ける
とりあえず完成した“リーンキャンバス“を元に、起業経験のあるプロコーチに我々のプランを発表。3回のコーチングを受けたのですが、その度に、こんな指摘を受けました。
- 顧客が本当に求めているものなのか?
- その価値提供で顧客の悩みを解決できるのか?
- 顧客はそのサービスにより、“不“が解決され、いくら払うのか?
要は、どこまでも『顧客視点』を深掘りすることが重要だということです。自分たちのアイデアで「これは最高に面白い!」と思っても、顧客からすれば「便利だけど、必要はないかな」程度のものであれば、意味はありません。顧客が熱中するほどの“中毒性“のあるプロダクトを提供できるか?
18:00 プロトタイプの開発に着手
プロトタイプ(MVP)を作らなければ、そのサービスの感想やフィードバックも得られません。“MVP=Minimum Viable Product”の略語で、直訳にすると”実用最小限の製品”という意味になります。意訳すると、“顧客に価値提供できる最小限の機能をもった試作品”といったところ。

例を挙げると、車のMVPは、“移動の労力と時間を削減する“という機能を持てばいいので、台車やスケボーでもOK。
我々であれば、起業したい人をつなぐプラットフォームを開発していたので、とりあえずは会員制ウェブサイトをwixを使って制作。
※wix・・・ノンコードでできる簡易的なウェブサイト。
ユーザーが使いたくなるウェブサイトと仕組みを夜中2時まで模索し、米国サイトで実装!翌日に反応や、アクセスがあるかでそのMVPの有用性を検証することに。
2日目の感想
会議は踊る。されど進まず。
我々のチームは、起業家を繋ぎ、互いのタスクの進捗を牽制し合うプラットフォームを目指しました!タスクをスキップし期日に間に合わなければ罰金!というサービス。(アメリカでは、“アカウンタビリティ“という意味だそうです。)

自分の目的や目標と似たパートナーとのマッチング

互いに、タスクをこなせていない場合は、罰金を設定。(プロスペクト理論という、“人は損に得の倍の痛みを感じる心理を利用)
“起業家のtinder“というコンセプトに奔走。しかし、様々なグッドアイデアが出る中で、意見が拡大し本来の顧客の悩みからどんどん遠ざかってしまいました。
それはいわば、“車を売れば、絶対に時間や労力を削減するために運転する人いるよね?“といった、サービスありきの考え方。
当然、今の時代であれば、ウーバーや他のタクシーアプリ、カーシェアという競合に顧客は奪われていくわけです。
参加者の役割分担
我々のチームは、全員が起業案を出したり、営業をかけたりが得意な人種の集まり。開発者やデザイナーがいませんでした。
チームは、メンバーの熱量やパッションも大事ですが、それ以上に役割をきっちり分けられるバランスが必要だなと再認識。
参加者のスキルの多さに驚愕
プレゼンを作る、MVPをローンチする、プログラミングを組むにしても皆さん複数の知識やスキルを持っていらっしゃる。
海外での在学経験の多いメンバーだったので、考え方もグローバル。「どうすれば、受け手に届くか?」という考えの元、そこに必要な知識や努力の獲得に貪欲な姿が印象的でした。
・2日目は、顧客の悩みをいかに解決できるサービスを生むアイデア出しができるかが鍵
・チームはバランス力。幅広い分野からアプローチすべし
・起業したいなら、顧客のために必要なスキルは全て学べ!
いかがだったでしょうか?特にハードな2日目で、朝からぶっ通しで15〜20時間。身も心も疲労しましたが、それ以上に“負けてられない!“とパッションに溢れる1日になりました。次回はついに100万円をかけたコンテストの結果発表。それではまた👋
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